消えゆくHB鉛筆 現在の主流は2Bにその理由とは

基準となる鉛筆とされてるHBのシェアが低下。

現在では2Bがトップに 1999年と2014年で比較した場合

トンボ鉛筆はHB 44%から31% 2Bは22%から37%へ

三菱鉛筆ではHB 5割から2割 2Bは2割から4割へ


HBと2Bの違い

鉛筆のJIS規格では、芯の硬さに応じ17種類規定されている。

順に 6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H

柔らかいほど字が太く濃くなり、硬いほど折れにくくシャープな線をひくことができます。 三菱鉛筆ではJIS規格とは別に、10Hから10Bまで22種類のラインナップをそろえています。


筆圧低下が一因か

小学校入学時に「2B、B」と規定する学校が増えている。 児童の筆圧低下し、字を丁寧に書く子が増えているのが理由 感触として濃くかける鉛筆画評価が高い 小学校のときに買った鉛筆に慣れ、そのまま高学年になってからでも使い続ける人が多いのではないかと。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000002-withnews-soci


さて、私の場合は小学校入学時、特に指定などはなくHB、B、2Bをそれぞれ2本づつ用意し、 使っていました。 使っていて使いやすなと思った順に、2B、B、HBです。 「柔らかい」というのがとても使いやすく、なぜか時も綺麗に書けます。 中学以降ではシャープペンシルを使っていました。
そこで私は面白いことをしたのです。 シャープペンシルの芯を 6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、Hとすべて揃え、どれが一番使いやすいのか、比べてみました。

比べた結果

F、H

芯は針のように固く超絶使いにくいです。 普通に使う分では買わない方が良いでしょう。

HB

 まだまだ固く使いにくいです。

B

 いわゆる普通。 それしかない。

周りの人達はほとんどHB Bでした。

2B

私としては、使いやすい2B~柔らかい芯はノートに書くとき結構濃い目、太さも太いため 自分のノートが見やすくなります。

3B 4B

これ一番使いやすいです。ノートも見やすくなり、書くのもなんか楽しくなってきます。 しかしなぜそんなに使っている人がいないのかというと、マイナーとされ、販売している店が 限られているからです。 大体はHB B 2Bしか売ってないところが多いです。

5B 6B

3Bと4Bと同じく使いやすく、見た目もノートにとった字も綺麗になるが… 芯の減りが速い!ここまで柔らかくなると手が汚れやすくなり、 ノートを長時間閉じているとハンコのように微妙にうつる。そして、折れやすくもなる。

一番おすすめの芯の太さは?

それは3Bです!


3B シャープペンシル 画像


使ったことがない人が多いかと思います。売っている店が少ないですから。 しかし3Bの芯を友だちに1本試しに使ってみてと渡したところ、大好評でした。 そしてそこから3Bブームが始まるのです。 今までHB使っていた人がどんどん柔らかい芯へと乗り換えました。 とても書きやすいのです、一度使ってみればわかります

HBの芯の硬さはボールペンのようだ

凶器HBのシャープペンシル

このような体験をしたことはないだろうか。 私は3B、2Bのシャープペンシルを使っている。 数学など公式を忘れてしまい友だちにその公式をノートに落書き程度のメモで書いてくれた。 そしてその公式を使い問題を解き終わったので、消しゴムで書いてもらったメモを消そうとした。 しかし消せないのだ、ボールペンで書いたのかのように消しゴムで全然消えない。 友達に聞くとHBのシャープペンシルを使っているのこと 芯が硬すぎて紙に型が残りその型の中に字が書いてある状態になっているので消せないのだ。

どう頑張っても消えませんでした。

ちなみに鉛筆では削りたてではない限り型はなかなか残りません。